【芦ノ牧温泉】大内宿観光の拠点にも。渓谷美に心癒やされるホテル・旅館5選

JR「会津若松駅」から車で約30分の温泉郷「芦ノ牧温泉（あしのまきおんせん）」。会津若松市といえば東山温泉が有名ですが、こちらの芦ノ牧温泉も人気が高いんですよ。近年では、最寄り駅の「芦ノ牧温泉駅」の猫駅長が話題になったり、人気マンガ『鬼滅の刃』の舞台に似ているとテレビで放送されたりと、その知名度も全国区になりつつあります。山に囲まれた阿賀野川の渓流沿いにあることから、四季折々の渓谷美が楽しめるのも魅力のひとつなんです。

出典：河合高志さんの投稿

最寄り駅は会津鉄道「芦ノ牧温泉駅」。猫駅長がいる珍しい駅です。タイミングが合えば猫駅長の「らぶ」に会えるかも？駅から温泉郷まではタクシーで約5分の距離なのでサクッと到着できます。


※猫の目を守るため、猫駅長の撮影はNGです。

南会津エリアの観光地といえば、かやぶき屋根の古民家が立ち並ぶ「大内宿（おおうちじゅく）」や、自然が生み出した景勝地「塔のへつり」が有名です。これらの観光スポットから芦ノ牧温泉郷まではタクシーで約20分という近さ。芦ノ牧温泉でゆっくり過ごしたら、翌日は観光地巡りにでかけるのもいいですね。

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本記事では芦ノ牧温泉にあるおすすめのホテル＆旅館をピックアップしてみました。温泉に入りながら山や渓流を眺めて過ごせば、疲れた心身も癒やされていくはず。それではご紹介していきます。

「芦ノ牧温泉駅」からタクシーで約5分の「大川荘」。阿賀川（大川）沿いにホテルが建っており、全てのお部屋から美しい渓谷を眺められる人気の温泉宿です。

館内に足を一歩踏み入れれば、美しい山々の景色が目に飛び込んできます。こちらのティーラウンジでドリンクをいただきながら絶景を眺めれば心が安らいでいくはず。春夏秋冬、それぞれの季節に訪れたくなりますね。

16時からは1階の「浮き舞台」で三味線ショーが行われます。この場所が人気マンガ『鬼滅の刃』に出てくる「無限城」に似ていると話題になり、マンガのファンも多く訪れているんだとか。幻想的な雰囲気と三味線の美しい音色を存分に楽しんでくださいね。

自然に囲まれた客室は、広々とした和室と品を感じる洋室があります。こちらは最上階にある「貴賓室」のお部屋。和室12畳＋次の間6畳＋洋室10畳という贅沢なつくりになっています。特別な日にぴったりの上質なステイが叶いますよ。

お宿の自慢は、棚田のように段々になっている露天風呂「四季舞台たな田」。目の前には大パノラマが広がり、耳をすませば大川のせせらぎが聞こえてきます。絶景を堪能しつつ、源泉かけ流しの温泉に身をゆだねれば心からリラックスできるはず。貸切可能な別な露天風呂もあるのでぜひチェックしてみてくださいね。

夕食の食事処は、人数やプランによって「KAWADOKO（かわどこ）」「大宴会場（和食ダイニング）」「小宴会場」の3つに分かれます。よりプライベートなステイを楽しみたいなら個室または半個室がある「KAWADOKO（かわどこ）」のプランがおすすめです。福島の食材や会津の山の幸をおいしい地酒とともにどうぞ。

「芦ノ牧温泉駅」からタクシーで約8分。「不動館小谷の湯（ふどうかんおやのゆ）」は温かなおもてなしが人気のお宿です。お宿の外観は少し年期が入っていますが、館内はキレイで清潔感があります。15時～17時半までなら駅から送迎もしてもらえるので予約時に申し込むのが◎。客室は心安らぐ和室で全てのお部屋から渓谷が眺められます。泊まるお宿の景色にもこだわりたいという方にぴったりです。

男湯女湯ともに内湯と露天風呂があります。源泉かけ流しのため内風呂の温度は少し高めに感じるかもしれませんが、露天風呂は外にあることもあってちょうどいい温度に感じる人も多いんだとか。時間を変えて入浴すれば、夕暮れに染まる山や、朝靄に煙る景色など芦ノ牧のさまざまな表情を楽しめますよ。

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雪化粧された景色も圧巻！音が雪に吸い込まれるため、あたりは静寂に包まれています。日常から離れて静かな旅を楽しみたい方はぜひ訪れてみて。

夕食は食事会場「小谷」にていただきましょう。メニューは会席料理もしくは和食膳。品数も12品前後とボリュームたっぷり！たくさん食べられるように、お昼は軽めにしてお宿の夕食に備えましょう♡

50歳以上の夫婦やカップルなら、「50歳からのアニバーサリーカップルプラン」を選んでみて。通常チェックインは15時、チェックアウトは10時ですが、このプランなら14時チェックイン11時チェックアウトと最大21時間もステイできちゃうんです。ほかにも、スパークリングワインの食前酒がいただけたり、女性には特別なアメニティが用意されたりと至れり尽くせり。ぜひお泊りして特別な日をお祝いしてみませんか？

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「芦ノ牧温泉駅」から送迎バスで約8分で到着する「丸峰別館 川音（まるみねべっかん かわね）」。露天風呂付き客室を備えた落ち着きのある温泉旅館です。目の前に広がるのはまさに山紫水明の景色。心ゆくまで大自然の美しさにひたりましょう。

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客室は、和室、源泉かけ流しの内風呂付き和室、源泉かけ流しの露天風呂付客室（和室・洋室・和洋室）があります。こちらは「露天風呂付き和洋室」のお部屋。ベッドに堀りごたつ式の和室がついていて、足を伸ばしてくつろげます。独立したシャワーブースもあるので体の汚れをサッと落として露天風呂を存分に楽しんでくださいね。

こちらは「露天風呂付き客室（和室）」の露天風呂からの景色。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色とさまざまな景色が楽しめますが、あたり一面真っ赤に色づいた景色はまさに絶景！あまりの美しさに目が離せなくなってしまいそう。

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お待ちかねの夕食は、契約農家から直送された野菜やお肉、魚を使った贅沢な懐石料理。こちらのスタンダードプランのほか、福島黒毛和牛の「石川はちみつ牛のしゃぶしゃぶプラン」もありますよ。特別な飼料とはちみつを食べて育ったため、きめ細やかな肉質なんだとか。美味しいお料理に笑みがこぼれるかも。

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朝食は渓流を望む食事処でいただくスタイル。阿武隈川（あぶくまがわ）の清流で育てた「阿武隈メイプルサーモン」や、「やますけ農園」の貴重な生卵、会津中央乳牛の生乳100％牛乳「会津の雪」など、素材にこだわったお料理が贅沢にならびます。“その土地ならではの味”こそが旅の醍醐味ですよね。

山と大川沿いに佇む「芦ノ牧グランドホテル」。畳敷きの大露天風呂があり、小さな子どもから年配の方までくつろいで泊まれるホテルです。

客室は和室と洋室、和洋室があります。こちらは2021年12月にリニューアルした「ツインベッド和洋室」。客室の小物には地元の名産・会津木綿を使用しているんだとか。窓からは渓谷と大川が望めます。大切な人と語らい合いながら景色を楽しんでくださいね。

こちらが畳張りの大浴場。畳が敷いてあると足が滑りにくく、体も冷えにくいんだとか。床から湯船にかけて手すりが設置されているので、つかみながらゆっくり湯船に入ることができます。子供から年配の方まで安心して入浴できますね。景色を眺めながら良質な温泉をたっぷり楽しんで。

丸いフォルムが可愛い信楽焼きの陶器風呂も楽しめます。屋根があるので雨や雪が降っても大丈夫。雨の日の靄がかった景色や、一面の雪化粧された景色もまた情緒があってステキですね。

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夕食はプランによってお部屋食と会食場の2つがあります。タラバガニやアワビなど日本海から直送された新鮮な魚介類と、地元の山の幸がこれでもかといただけます。海と山の両方の味を楽しめるのはうれしいですよね。もちろん馬刺しや鮎の塩焼きといった地元グルメも♪美味しいお料理に心もお腹も大満足するはず。

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「芦ノ牧温泉駅」から無料送迎で約10分の「芦ノ牧プリンスホテル」。大切な愛犬と一緒に旅行がしたい、という方におすすめです。客室は、和室・洋室・和洋室のほか、2022年3月にオープンしたペット専用のお部屋の4タイプがあります。ペット専用の客室にはケージや専用アメニティが用意してもらえるので、荷物を減らしてお泊りできますよ。

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ホテル隣接の丘の上にはテントサウナも完備（有料・要予約）。テントの中にある焼き石にお湯をかけて蒸気を発生させるタイプのサウナです。しっかり温まって汗をかいたら、テント外のチェアで一休み。開放感あふれる景色と清々しい風に心も体もリラックスするはず。

ホッと一息ついたらひとっ風呂浴びに大浴場へ。源泉かけ流しの温泉を、大浴場と露天風呂で楽しめますよ。雄大な山の景色を眺めているとなんだか悩みも消えてとけていきそうな気がします。

夕食は、会津地域で採れた食材を贅沢に使った会席料理がいただけます。山菜や川魚など、その土地ならではの味覚に感動するはず。別注料理として、外はパリ、中はふわふわの天然鮎の塩焼きや、地酒によく合う馬刺しもありますよ。どれも美味しくて満腹になるまで食べてしまうかも。

夕食後は、ロビー併設のおみやげ処へ。会津ならではの名物や珍しいお土産がズラリとならんでいます。ほかにも、卓球台や伝統工芸品の絵付け体験などもできますよ。ぜひ旅の思い出にどうぞ。

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鮮やかな緑が印象的な夏も、山が色づく秋も、水墨画の世界のような冬も、どの季節に訪れても美しい芦ノ牧温泉。会津若松を訪れたら少し足を伸ばして芦ノ牧温泉にお泊りしてみませんか？静寂に包まれた心安らぐステイが叶うはずですよ。