【会津柳津町】「赤べこ」発祥の地へ♡おすすめホテル・旅館3選＋番外編

モヤモヤしたり、最近なんかいいことないな…なんて思ったら、友達を誘って「福島県会津柳津町」にお出かけしてみませんか？会津柳津町は郷土玩具「赤べこ」発祥の地といわれ、厄除けや疫病除けのご利益があるお寺があるんです。参拝をすれば、厄が払われて良い運気が引き寄せられるかも。静かでゆったりとした時間が流れる町だから、観光めぐりやグルメも自分たちのペースで楽しめてのんびり過ごせますよ。

「赤べこ」とは、牛を模した張り子人形のこと。東北地方では牛のことを「ベコ」と呼ぶことから「赤い牛」=「赤べこ」の愛称となったそう。赤い体は魔除け、黒い斑点は疫病から人を守ったことに由来し、厄除けや縁起物として人気があるんですよ。つぶらな瞳や、首をちょんと触ると頷くように揺れる姿は愛らしいですよね。

会津柳津町には、赤べこ発祥の伝説が残るお寺「福満虚空蔵尊 圓蔵寺（ふくまんこくぞうそん えんぞうじ）」があります。開運「撫牛（なでうし）」もあり、願いを込めて撫でるとご利益があるといわれているんです。写真を撮るなら、近くの「きよひめ公園」がおすすめ！圓蔵寺と赤べこを一緒に撮影できる映えスポットなんです。粟（あわ）を使った名物「あわまんじゅう」もおいしいですよ。

出典：Perfumelonさんの投稿

他にも郷愁を誘う版画が展示されている「斎藤清美術館」や、幻想的な風景が話題の「第一只見川橋梁（だいいちただみがわきょうりょう）」も訪れたいところ。霧の発生はお天気次第のところもあるので、霧と電車のコラボが見られたらラッキーですよ。今回は女子旅におすすめのホテル・旅館を3つご紹介します。あわせて、会津柳津町周辺にあるステキな宿泊施設もご案内します。旅のプランや好みに合わせて選んでみてくださいね。

JR「会津柳津駅」から車で約5分、只見川と赤い橋のコラボが望める宿「瀞流の宿（せいりゅうのやど）　かわち」。光が印象的な露天風呂がお宿の目玉です。晴れた日の夜には露天風呂から満天の星が見えるかも。静かに流れる時間を愉しみましょう。

客室は落ち着いた趣でゆったり寛げます。川沿いのお部屋なら、窓から只見川が見られますよ。友達と誰が一番映える写真が撮れるか競い合ってみて。

夕食は奥会津の恵みをたっぷり使った「郷土料理」。時期によってはかわち名物「鯉の甘煮」が楽しめます。「鯉」を食べて、どんな味だったか感想を共有すれば、夕食がより一層盛り上がりますね♪「会津桜刺し（馬肉）」「福島牛」「ラム肉」などがいただけることも。

※写真はイメージです。

ロビーのお土産どころには赤べこグッズがたくさん！あれもこれも買いたくなっちゃいますよ♪好きなお菓子を買って、お部屋でゴロゴロしながら女子会を開いてもいいですね♡

シンプルステイがお望みなら「つきみが丘町民センター」はいかが？「え⁉ここ泊まれるの？」と思うかもしれませんが、ひそかな人気を集める宿泊施設なんですよ。天然温泉＆名物の「ソースカツ丼」がいただける＆リーズナブルという3拍子そろったひそかな人気を集める穴場の公共宿です。JR「会津柳津駅」からタクシーで約5分というアクセスのよさも◎。

大浴場は広々として、開放感のある大きな窓からは奥会津の四季が広がります。100％天然温泉、お宿が丘の上にあるので、大浴場からは只見川（ただみがわ）が見えるんです。ゆうゆうと流れる川を見ているとなんだかリラックスしていきますね。施設内の売店では、ご当地銘菓なども取り揃えているので温泉後に立ち寄り、お部屋でお菓子パーティなんていかが？

お部屋は全15室の和室仕様。どこか学生の頃の懐かしさを思い出せるような畳のお部屋です。和室の畳に寝転がったり、輪になって観光の計画を立てたり、ガールズトークで盛り上がったり。時間を忘れて過ごせそうですね。

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夕食は地元の伝統料理を味わえます。会津産の食材を使い、季節によってメニューが変わるのも◎プランによっては名物「会津柳津ソースカツ丼」も味わえますよ。施設内の食堂でも提供されており、某テレビ番組で紹介された逸品なのだそう！サクサクの衣に甘辛のソースが絡まってとってもおいしいんです。人数分のカツ丼を写せば、迫力満点な記念写真の出来上がり♪

※写真はイメージです。

売店には会津地方のお土産がたくさん。もちろん赤べこグッズもありますよ。館内にあるので、暇な時間に立ち寄ってじっくり悩んで決められるのも嬉しいですね。お土産を買うのはもちろん、お部屋時間に食べる軽食を買ってもよさそう。

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「福満虚空蔵尊」の目と鼻の先にあるお宿「柳津温泉 旅館 内田屋」。その近さにビックリしますよ。徒歩30秒ほどで参拝できちゃいますね。約130年以上の歴史あるお宿です。JR「会津柳津駅」からは徒歩約7分でアクセスできますよ。

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お部屋は全10室。9畳のお部屋から「2間続きの和室」や15畳の和室「さくらの間」など、2名から最大7名まで宿泊◎。大人数でも1つのお部屋に、皆で泊まることができますよ♪、ゲームや恋バナをしたり……気分は修学旅行！お宿周辺は「柳津温泉街」だから散策しても◎和菓子屋さんで各自好きなものを1つ買って、お部屋で食べ比べ大会をしても楽しそうですね♡

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レトロな雰囲気が残るお宿。温泉は「ナトリウム塩化物泉」の源泉100％「温まりの湯」。露天風呂からは、お寺の鐘の音が聞こえるのだそう。温泉につかり聞こえてくる鐘の音に耳をすませて。

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夕食は、「こづゆ」「にしんの山椒漬け」「いかにんじん」「さくら肉」「柳津産の古代米」などの郷土料理を楽しめます。会津の地酒もお宿に用意されているので、別々の銘柄を頼んで飲み比べをしても◎。朝食は、自家製の温泉卵や地元産の大根を使った大根おろしがいただけます。朝夕とお宿こだわりの味をたっぷり堪能しましょう。

※写真はイメージです。

食事と共に楽しめる会津の地酒は、味わいの違ったものが数種類用意されています。フルーティな味わいの「大吟醸 石田三成」、ほどよい酸味と苦味が特徴の「辛口純米酒 国権」、ほんのり甘口の「しぼりたて原酒 吉の川」など、お酒好きな方ならテンションが上がってしまうはず♡

「会津柳津町」からタクシーで約20分の「割烹旅館 松林閣（かっぽうりょかん しょうりんかく）」。なんと座敷童子がいるという噂があるお宿なんです！

お部屋は全6室。全館木造二階建て、お部屋でも木のぬくもりを感じられますよ。よりご利益を…と思ったら「吾妻五葉松（あずまごようまつ）」への滞在がおすすめ。なんと、座敷童に会いやすい人気のお部屋なんだとか。寝るときはドキドキしちゃいますね。

お宿にある「松林の湯」は温泉ではありませんが「天然活性石」を利用した「ミネラル泉」。温熱効果が高く、疲労回復や冷え性などにも効果◎友人とお喋りしながらつかれば、時間を忘れて長湯ができそう♡

夕食は彩り鮮やかな会津の郷土料理。「にしんの山椒漬け」、新鮮な「馬刺し」「牛ステーキ」などボリュームたっぷり！一押しは「本格手打ちそば」。つなぎは使わず、会津の地粉と天然水を100％使用した逸品です。職人が手打ちで仕上げているのでコシがしっかりしているんですよ。ズズッとすすっていただけば、豊かな蕎麦の香りが鼻を通り抜けていくはず。

桜の名所として有名な「恵隆寺」。境内には多くの桜の木があり、満開の時期は美しい光景が広がります。また、日本最大級の高さがある千手観音立像「立木観音」は、壮大な佇まいで見応え抜群。お参りすれば一生健康で過ごせると言われているそうなので、ぜひ参拝してみて。

約100年の歴史をもつ「志ぐれ亭」。館内は囲炉裏・大正時代の紋様ガラス・神棚など、レトロなインテリアが魅力の温かみのある雰囲気です。まるでタイムスリップしたかのような非日常気分を楽しんでみてください。

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客室は10畳の和室2室のみ。里山の自然をゆっくり体感できるよう、あえてテレビや時計を置いていないため、都会で過ごす日々を忘れてリラックスできそう。外の風景を眺めたり、おしゃべりに花を咲かせたり、好きなことをして過ごしましょう。

客室には、会津漆器と同じように漆塗りされたお風呂が併設されています。漆器には水を柔らかく優しくする効果があり、身体の芯までポカポカになれるそう。しっかり温まれば、夜はぐっすり眠れそうですね。

食事は地元の食材を使用した懐石料理。地粉使用の手打ちそば、会津名産「馬刺し（桜刺し）」、ホタテの貝柱で出汁をとり野菜や糸こんにゃくなどの具材を入れた郷土料理「こづゆ」など、魅力的なメニューばかりです。中でも名物「にしん飯」は、三日間かけて仕込むこだわり料理。時間をかけて丁寧に作られた料理を、じっくり味わってみて。

1089年に造宮された「熊野神社（新宮熊野神社）」。境内の大イチョウは樹齢800年と言われており、秋には一面に黄金の絨毯のような美しい風景が広がります。こちらで記念撮影をすれば、SNS映えしそうな写真が撮れそう♪

国の重要文化財に指定されている拝殿「長床（ながとこ）」は、壁や扉のない吹き抜けの建物。44本もの大きな柱が並ぶ景観は、迫力と共に神秘的な雰囲気を感じます。中は自由に入れるので、散策のあとはこちらで休憩するのもいいかも。

創業約80年の料理旅館「田事」。会津の食材を使用した料理は完成度が高く、宿泊者だけでなく地元の方にも人気なんだそう。館内の廊下や柱は、深い歴史を感じる風合いで古風な雰囲気たっぷり。会津民芸品・古美術品などのレトロなインテリアも見ものです。風情のある落ち着いた館内で、心安らぐ時間を過ごしましょう。

全7室の和室は、掛け軸や障子など、趣を感じる造りでゆったり過ごすのにぴったり。10畳〜12畳のお部屋を選べば、数人でも広々使えそうです♪1室のみの洋室は、和と洋が融合した雰囲気のツインルーム。広いベッドで心地よい眠りにつけます。

食事会場は囲炉裏のあるレトロなお部屋。「こづゆ」や「ニシンの山椒漬け」「鮎の塩焼き」など、郷土料理や旬の料理がいただけます。なかでも、旅館オリジナルの「とうもろこし豆腐」は、とうもろこしの甘さがたまらない絶品料理。リピーターの方にも人気のメニューをぜひ味わってみて。

名物「めっぱめし」は、旅館自慢の人気料理。数種類の中から選べるので、どれにしようか迷ったときは一番人気の「しらすめっぱ」がおすすめです。たっぷり入ったしらすは、大葉との相性抜群。ぺろりと食べてしまえるおいしさです。季節限定メニューもあるので、季節ごとに訪れて食べたくなるかも。

大正ロマンの雰囲気が残る「七日町（なのかまち）通り」。みそ田楽のお店や、レトロなカフェ・会津木綿を使用した手作りの雑貨店など、ここならではのお店がたくさん並んでいるんです。どこに入ろうかワクワクしてしまいそう。七日町（なぬかまち）駅近くの阿弥陀寺には、新選組で有名な「斎藤一（さいとうはじめ）」のお墓があるんです。新選組好きな女性なら1度は訪れたい聖地ですね。

緑豊かな自然の中に佇む温泉旅館「大川荘」。三味線演奏が行われる1階の浮き舞台は、なんと人気マンガ『鬼滅の刃』の「無限城」にそっくりなんです。マンガの世界が目の前に現れたような光景に、ファンなら感動してしまうはず。人気のお宿なので早めの予約が◎ですよ。

客室はバリアフリールームや、会津の伝統工芸品が飾られたお部屋など、様々なタイプから選べます。その中でも、女子旅なら数人でも広々使える二間続きの和室がおすすめ。広い室内と大きな窓がついた開放的な空間で、窮屈感なくのびのび過ごせます。

温泉は内風呂の他、段々になった湯船から渓谷の大パノラマを楽しめる「絶景風呂」や、清水の舞台になぞらえて造られた「空中露天風呂」の、二つの露天風呂が利用できます。「空中露天風呂」は午後には貸切専用になるので、友達と広いお風呂を贅沢に使うのも楽しそう♪

夕食は、好きなものをたっぷりいただけるビュッフェか、地元の食材を使用した会席料理から選んでくださいね。会津には世界で賞を取るほどのハイレベルな日本酒がたくさん！こちらのお宿でもおいしい地酒がいただけますよ。日本酒好きな女性ならたまらないかも♡ほかにも、まんじゅうに衣をつけて揚げた「まんじゅうの天ぷら」や、会津地鶏の竜田揚げなど、地元ならではの一品料理にも注目です。

食後には旅館オリジナルプリンはいかが？会津の山塩と会津産牛乳で作られたプリンは、一口食べた後に塩がほんのり感じられてクセになる味わいなんだとか。売店で購入できるのでお土産にどうぞ♡

茅葺き屋根の民家が軒を連ねる景観や、江戸時代の生活用具が置かれた展示館など、歴史的な雰囲気を体験できる人気観光スポット「大内宿」。歩いているだけで、まるでタイムスリップしたような非日常感を楽しめます。食事処も豊富で、ねぎを箸代わりにしていただく名物料理「ねぎそば」はインパクト大！思わず写真に収めたくなるはず♪

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江戸中期から続く老舗旅館「向瀧」。国の登録有形文化財にもなっている建物には、数寄屋造りや、三角の屋根が特徴的な千鳥破風（ちどりはふ）など、日本建築の美しさを随所に感じられます。また、約110本のろうそくで中庭を飾る「雪見ろうそく」は、幻想的な雰囲気が魅力の人気イベント。客室や廊下から写真を撮って楽しんでみて。

宮内庁指定棟と言われている特別室は、廻り廊下のついた書院造りのお部屋。20畳の広々とした間取りで、数人での利用にもぴったりです。格調高い厳格な雰囲気は、日頃味わえない特別な気分を感じられそう。他にも、中庭向き・川向き客室、温泉付き、階段少なめの客室などさまざまなタイプから選べますよ。

女子旅ならお風呂は、貸切風呂の利用がおすすめ。完全無料・予約不要・時間制限なしなので、入りたいタイミングで好きなだけ温泉を楽しめます。さらに温泉のお湯は、100%源泉掛け流し。泉質ばっちりの温泉を、満足するまで堪能しましょう。

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食事は、化学調味料を使わない身体に優しい料理。会津の食材にこだわったメニューで、地元の味を楽しみましょう。また、江戸時代から伝わる伝承料理「鯉の甘煮」には、21種類のアミノ酸が含まれていて健康にも効果があるといわれているんだとか。コラーゲンたっぷりなので、美容効果も期待できるかも♡

向瀧からタクシーで約3分の場所にある「会津武家屋敷」。家老屋敷や茶室・精米所などの復元した建築物が立ち並ぶ歴史ミュージアムです。散策しながら会津の歴史や文化を学べる施設なんですよ。赤ベコの絵付け・ガラスの絵彫りなどの手作り体験や、時代衣装を着用しての記念撮影など、思い出作りにぴったりな体験も満載です。

「家老屋敷」は会津藩家老・西郷頼母（さいごうたのも）邸を復元した建物で、広い屋敷内にはなんと38室もの部屋があります。室内には人形や生活調度品が飾られ、当時の生活風景がリアルに感じられます。売店もあるのでこちらでお土産を買うのもおすすめ。「会津武家屋敷」からタクシーで約5分の場所には白虎隊自刃の地で「飯盛山（いいもりやま）」や、珍しい螺旋階段のお堂「会津さざえ堂」も。有名観光スポットなのでぜひ訪れてみて。

出典：むー太郎さんの投稿

「会津柳津町」は、赤べこ伝説の残るお堂や、良質な温泉、おいしい郷土料理、1度は見たい観光スポットなど魅力いっぱいの町。みんなで訪れたらきっと笑顔いっぱいの旅になりますよ。まさに“笑う門には福きたる”ですね。ぜひリフレッシュしにお出かけしてみてくださいね。